恋するOL!戦うOL!
どうやって自分の部屋まで辿り着いたのかさえ覚えていない。
部屋に着いてしたことは・・・
一也に電話することだった・・・
「もしもし・・・。」
泣きそうになりながら一也の返事を待った。
でも、そこに出たのは・・・春花さんだった。
「一也なら今シャワー浴びてる。
それより何の用?もう、一也に付きまとうの止めてって言ったわよね?」
「あ・・あの・・ごめんなさい。」
すぐに電話を切った。
何もかもが両の手から零れ落ちていく・・・
そして・・・
何も・・・
残らない・・・
全てを忘れたい・・・これは現実なんかじゃない。
体中の全ての機能が停止したかのような・・・
それは深い眠りに落ちて行った。