恋するOL!戦うOL!
どうしてそんなに無表情でいられるの?


「そんなに否定すると余計に怪しいけど・・・?

彼の方もまんざらじゃないみたいだし付き合っちゃえば?」



そうだ、薫子先輩は森さんからの電話で知ってるんだった・・・

告白されたのももしかしたら知ってる?


「あんなカッコいい人が私なんかにないですよ。現実を見て下さい。」

「そうだね。」


薫子先輩、本当に納得しないで・・・


現実は私・・・モテモテなんですけど?

な~んて、おいおい・・・


一也は黙ってパソコンの画面を見てる。


・・・いや・・・画面じゃない!


目が合っちゃった・・・


こっち見てた・・・


昨日は信じてるって言ってたのに?

やっぱり信じられないからそこにいるの?


でも、普通はちょっと疑うよね?

分かるけど・・・いつものテンション高い一也はどこ?って感じがした。


こうゆーう話しに乗って来ないのも怪しくない?


そこで静かなのもかえって不安。



「あ、ちょっと書類取りに行ってきます。」


取り合えずこの場は逃げよ。

対策を練らなきゃ。。





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