恋するOL!戦うOL!
ふふ・・・


思い出し笑い・・・



それから書庫に来ると一也が居る、

書庫に来ると一也が来る・・・

みたいな?


そうここで全てが始まったたんだ。


私たちの秘密の場所?




キィ―っと扉が開いた。

誰?

「やっぱここだったか。」


一也だった。


「分かった?」

「当たり前。あかりが逃げ出すとこったら会社じゃここしかないよ。」

「最近あんまり来てなかったんだけどね。」

「だろうな。もう半分お局入ってるし・・・。」

「え~なんで?私まだピチピチの新人ですけど?」

「・・・・。」

「なに?なんで黙っちゃう訳?」

「ピチピチって・・・制服ピチピチの間違いなんじゃ・・・。」

「な・・なにぃ~!」

「うそだって。それよっか、今度の休み・・・海行こっか?」



海ーーーーーーーーー?



「ほんと?連れてってくれるの?」

「ああ、だから・・・。」

「なに?」

「水着用意しとけよ。」

一也が少し照れたように

「他の男の視線釘付けにしないようなやつな。」

そんなこと言われるとこっちも照れるじゃない。

「え~そんなの無理ぃ。みんな悩殺しちゃうかも。」

「おいおい・・・。」

一也が笑った。


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