甘い秘密 ~sweets~
その胸騒ぎは見事に的中する事になる…―。

「あんた、相沢みく?」

学食で、食券を買おうとしていると、3人の2年生の女の先輩に声をかけられた。


「そう…ですけど…」


3人は顔を見合わせ、何かこそこそ言いあっている。

そのうち、1人がこう言った。

「あんた、あんまり調子乗ってんじゃないわよ。」


そうして、3人は学食を出て行ってしまった。


…はい??

何?意味わかんないんだけど。

私、あの人達に何かした!?

頭の中ははてながいっぱい。

「何今の?
みく、気にする事ないよ。」

突然の出来事に彩花も困惑顔だ。

「うん。」


…ただでさえ今日は頭ん中ごちゃごちゃしてんのに、これ以上私を悩ませないでよ~…。

私は、そんな先輩達の事を気にも止めていなかった…―。


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