空写真
今思えば、きっとあの出会いは・・・




空が私にくれたプレゼントなのかもしれない・・・。




母さんを奪った・・・代償に。



「あ、もしかして先週の・・・」



そう声をかけられハッと気がつき後ろを振り返る。




「やっぱり!


貴方だったんですね!今日も空の写真を?」




そこに居たのは、先週の金曜のあの彼。




「ええ。貴方も・・・」




「あ、まだ名前・・・聞いてませんでしたよね?」




「あ、私森山愛華って言います!



貴方は・・・?」



「ぼくは園部 蓮です。



愛華って、可愛らしいお名前ですね!もっと早く自己紹介していればよかったんですが。」




「そうですね笑。貴方じゃ分りませんもんね笑。」




「どうせなら敬語もやめましょうか!堅苦しいし」



「ですね」



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