*IRODORI*
「そんなに泣かないの!ほらぁ〜結衣の好きな生ハム食べちゃうよ??」

まったく食べる気はないんだけど、泣き出したらしばらく泣き止まない結衣。

ここは早く別の事に意識を向けた方が良い。

「あぁ〜!!ダメですぅ〜」

私の箸の動きを見た結衣は慌てて自分の席に戻っていった。

かわいい奴。

結衣みたいに自分に素直になれてたら、私も違った道を歩いてたのかな??


それからも結衣のたっくん談は終わる事無く、聞いてるともっと早く付き合えたのでは!?と思う私だった。

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