愛だけに愛
リョウ君の瞳の中には、
あたしが、いた。
目をそらしたくても、リョウ君の目からは、
そらせなかった。
そらしたく、
なかった。
「可愛いよな、やっぱり。愛ちゃんは。イイ女そうだし」
気がつけば、
リョウ君の腕の中にいた。
暖かくてがっちりとした
腕で、
抱きしめられた。
修平・・・
忘れるよ。
貴方のことは、
忘れたい。
リョウ君のそばにいたいって
今、思える。
あたしが、いた。
目をそらしたくても、リョウ君の目からは、
そらせなかった。
そらしたく、
なかった。
「可愛いよな、やっぱり。愛ちゃんは。イイ女そうだし」
気がつけば、
リョウ君の腕の中にいた。
暖かくてがっちりとした
腕で、
抱きしめられた。
修平・・・
忘れるよ。
貴方のことは、
忘れたい。
リョウ君のそばにいたいって
今、思える。