制服姫
「そうですか…?」

「何お前。俺に惚れたわけ?」

「なっ!まさかあ。」
その時、昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴った。名桜からもチャイムが聞こえる。

「じゃあな。」

「はい。また!」

私とトウマさん。互いの校舎に入って行く。ふと立ち止まり、振り返って見るとトウマさんはもういなかった。

妙な関係か…。

時計を見ると、もう先生が来てもおかしくない時間だった。私は慌てて教室へ戻って行った…。
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