制服姫
「じ、じゃあキャンプファイヤーでっ!」

咲希は振り向き、颯大に向かって怒鳴るように言った。

「誰があんたなんかと!」

そう言って、咲希は私の手を引きずんずん歩いて行く。颯大が声を掛けても振り向きもしない。

私は手を引かれながら顔だけ振り向いた。

< 126 / 846 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop