制服姫
颯大はドキリとするほど寂しそうな表情をしていて、うなだれていた。

その時ふと、違和感を覚えた。

根拠は何もないけど、何だか嫌な予感がする。

私は隣りの西原くんに目を移す。すると、西原くんも私を見つめていた。

部屋へ続く曲がり角を曲がって、二人の姿は見えなくなった…。

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