制服姫
「え?んー…教科書ぱらぱら見るくらいかなあ。でも読むのが苦痛だから授業で聞いたら一回でなるべく覚える。」

まずい…。レベルの高い会話だ…。私にはついていけない。

私は周りを散策することにした。みんな昼食とってて特に珍しいものも無いのだけど、ふと地面が緑でいっぱいの所があったので、駆け寄ってみた。

そこはクローバーがまるで緑の絨毯のように咲いていた。

屈みこんでクローバーを見つめる。

子供の時はよく四つ葉のクローバーを探したっけ。

クローバーを眺めていると、一つの葉っぱに目が止まった。

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