制服姫

春 12章 私達の3日間⑦

出口のところで先生のチェックを受けて、西原くんと宿泊棟に戻った。

玄関に入ると、靴箱のところで咲希が一人座っていた。

「咲希…?」

「ハナ…!」

咲希は立ち上がると私に抱き付いた。
何事かと驚く私と西原くん。

「ハナ…私…ちゃんと颯大と仲直りしたよ。」

思わず西原くんと顔を見合わせた。
良かった。これで4人元通りかな。

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