制服姫
「そんなことがあったの…。」

「…私…恵美を傷つけた。恵美にあんなこと言わせるまで追い詰めた。私…最低だ。」

咲希は自分を責めてる。自分が言われたことに傷つくわけでも、そんなことを言う恵美を責めるわけでも無く、自分をひたすら責めていた。

「咲希…、やっぱり…。」

そう。もし恵美達と仲直りしたいなら、やっぱり咲希が変わらないといけない。

「制服以外も着よう?咲希が制服好きなのはわかるよ。だけど…やっぱり変だよ。」

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