制服姫
「俺のせいじゃん…。姫が悩んでんの…。」

「いや…恵美ちゃん達は前々から制服脱がないことに不満感じてたはず。颯大くんのことはきっかけに過ぎないんじゃないかな。」

「いや、でも…。どうしよ、俺…。」

うーん、困ったなあ。どうしたらいいんだろう…。颯大がここまで悩むとはなあ。

「あのね、颯大くん。あの…嫌かもしれないけど…恵美ちゃん達と仲良くして欲しいの。それで、ちょっとは気も済むかもしれないし…。」

「うん…。まあ仕方ないな、姫のためだし…。だけどさ、根本的には制服脱がないことなんだよな。」

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