制服姫
「あの…。ど、どうしたんでしょう…?」

相手の子は表情を変えることもなく、私をじっと見つめたままぶっきらぼうに応えた。

「別に。あなたも押しつけられたのかと思って。」

「えっ…。な、何を…?」

「実行委員。」

あなたも、ってことはこの子もだろうか。
まあ何にせよこれから学校祭まで一緒に頑張るわけだから、仲良くしといた方がいいよね…。

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