制服姫
「1位はなんと…!
神田咲希さんです。」

今度こそ湧く教室内。恵美達は嫌そうな顔だったけど、みんなは咲希の1位に称賛を送ってる。

咲希も嬉しそうだった。

いいな…頭がいいっていうのは素晴らしいよ…。

私は騒ぐクラスに便乗して、拍手を送った。

西原くんを見ると、驚いた表情で咲希を見ている。

あの変人が…とか思ってるのかな。
咲希が勉強してるとこってあんまり見ないし。

だけど、咲希は頑張りやさんなんだよ、西原くん。

…多分。

夏 6章に続く
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