制服姫
「でもね、ハナ。私は…互いにオマケとか思いたくない。」

「え…。」

「私達は唯一無二の友達。その関係じゃダメなの?」

「……。」

「今まで、私のせいで迷惑かけた。私、ハナが友達に戻ってくれるなら何でもするよ。
…制服も…ちゃんと…するから…。」

「やめてよっ!」

私は耐え切れずに叫んだ。咲希は静かに私を見つめている。

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