制服姫
「…咲希…。私は…咲希の親友、でいいんだよね。」

「うん…。そうだよ。私の親友は、一人だけだよ。」

「わかった。…あの…ごめん。ひどいこと言っちゃって…。」

「ううん!全部…私が悪いから…。」

体育着を着て、咲希は少し寂しそうに笑う。

なんだかいつもの咲希じゃないみたいだ。

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