制服姫
「何、それ?」

「ああ。飴の袋。貰い物なの。」

「…大根飴…。」

「うん、珍しいよね。すっごいまずかった!」

「……。」

「…咲希…?」

「えっ?あ、ごめん!何でもない、行こ!」

不自然に笑う咲希だったけど、それ以上つっこむことも出来ずに、私と咲希は教室に戻って行った。


夏 13章に続く
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