制服姫
その日の放課後、毎日定例の委員会に行こうとしたら、今日の作業が終わり、帰ろうとしていた咲希に声を掛けられた。

「ハナ、ちょっといい?」

「あ、ごめん。今から委員会。」

「あ、すぐ終わるから。…えっと…。」

咲希は言葉を探すように、口を意味なく動かしていた。

なんだろうか…。

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