制服姫
「聞いた?料理もバンドもいい趣味じゃない?誰か否定する人いる?」

誰も何も言わない。
咲希は満足そうに頷いた。

「そうよ。誰にも誰かの好きなことを否定することは出来ない。
それがその人にとって、すごく大事なことなんだから。」

咲希は大きく息を吸い込んで、一気にまくし立てた。

< 438 / 846 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop