制服姫
私と西原くん、そして紘子も手伝ってくれた。

「…圧倒的に黄色が多いね…。」

「ああ…。ま、そうなるだろうな。」

「でも…。」

今まで黙って作業していた紘子が、初めて口を開いた。

「気持ち、ちゃんと伝わったんじゃない?」

紘子の手には紫の紙。そこには…。


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