制服姫
トウマさんはなぜか暗い表情を見せた。
なんだか…とても寂しそうだった。

「…週明けにわかる。」

それだけ言って、トウマさんは私に背を向けた。

慌ててその背中に声を掛ける。

「トウ…あっ!」

弾みで、持っていた段ボールを落としてしまった。

中身が派手に散らばる。

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