制服姫
「あの…悩むって…?」

「…恋か、友情か。」

「……?」

転がった最後のものを段ボールに入れ終えて、トウマさんは立ち上がった。

「ま、週明け頼むわ。」

「あっ…。はい…。」

今度こそ私に背を向けて、トウマさんは立ち去ってしまった。

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