制服姫

春 3章 お泊り

「ねえ、ハナ!明日、泊まりに来ない?」

金曜日。いつもと同じ帰り道で咲希は言った。

「えっ、でも…大丈夫なの?」

私は正直驚いていた。今まで咲希がうちに泊まりに来たことは何度かあった。だけど、私は咲希の家に行ったことすらなかった。

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