制服姫
寒空を見上げて、ふと思う。

仲直りして欲しい、と。

そうすれば、私は…。

「ハナ、どうしたの?」

「あ、ううん!何でも無いよ!」

私は今の考えを振り切り、慌てて咲希の方へ再び笑顔を向けたのだった。

秋 13章に続く
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