制服姫
「私は…。」

トウマさんには、二度と会えない。
咲希があんなに嫌がるし、それにもうきっと屋上には来ない。

「……。」

大根飴の袋をゴミ箱に入れようとするが、握ったその手を開けない。

私は、トウマさんを…。

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