制服姫
私は席に着いて、西原くんにひそひそ声で話しかけた。

「何、颯大くんどうしたの?」

「いや、それが…。まだ神田に返事もらってないらしくて。」

「ええっ、まだ…。」

咲希は何だかその話を避けようとしてたから、何となく聞けなかったんだけど…。

まさかまだ返事してなかったなんて…。

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