制服姫
咲希の勢いが、急速に落ちていく。

金網を掴む手の力も弱くなったみたい。

「父さんは…名桜の制服を着たお前になら会ってもいいって言ってる。

その日一日だけ、じゃだめだ。

…お前が名桜の生徒になったら、ってことだ。」

< 706 / 846 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop