制服姫
スラスラ答えていた咲希が、急に恥ずかしそうにあたふたし始めた。

「わっ、私は別にっ!

そうよ、中学の時学校説明の人が来たでしょ。
その時のこと、覚えてただけで!」

「ふーん…。」

一口、目の前のオレンジジュースを飲んだ。

咲希はまだ慌てながら弁解している。

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