制服姫
「ちょっと!今それが何の関係があるの!」

「関係あるよ。」

環さんは私と咲希を一瞥し、唇の端だけつり上げて、意地悪く笑った。

「二人とも知ってる?普通科と特進科ってさ、殆ど会わないの。

校舎も入口も違うし。授業終わる時間も違う。」

「それが何よ!」

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