制服姫
「…どういうことだよ。」

隣で様子を見ていた西原くんが、私に堅い表情で尋ねてきた。

私は小さく首を振る。

咲希と昨日約束したから。

咲希が、河北を守るために名桜に行くことは誰にも言うな、と…。

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