制服姫
「私さ、手続きとかあるの。
…お父さんにも…会うの。」

「…そう。」

河北の校門と、名桜の校門。

二つの距離は本当に近いけど、遠い。

名桜の校門前に立って、咲希は微笑んだ。

「じゃ、ハナ!バイバイ!」

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