制服姫
…三つ。大好きな河北の制服を着た私を、お父さんに見てもらうこと。

紙に書いて、大好きな河北の制服のポケットに入れて持ち歩いてたら願いが叶うかな、って思ってた。

考えが幼稚かもしれないけど…本気で信じてた。

だけど昨日、願いは叶わなくて。
そんなまじない遊びみたいなこと、信じても無駄だってわかった。

そして、今。私はそれをもっと確信した。
だって…私の願いは紙のおかげで叶ったんじゃない。

友達が…私の大切な友達の力があって叶ったのだから。

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