制服姫
「…咲希…。そうなのか?」

お父さんが投げ掛けるように問う。
私は一瞬ためらった後、小さく頷いた。

ここからは、私が自分で気持ちを伝える番。友達の助力はあったけど…本当に願いを叶えたいなら、自分自身の力でなんとかしなきゃいけないんだから。

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