制服姫
「勝手なこと言ってるのはわかる。

でもね、もし…本当に私を想ってくれてるなら…お願い。
河北を無くさないで。そして…。

私を河北に返して。」

お父さんの気持ちを無下にしてることはわかる。

名桜の制服を着て欲しいって気持ち。
そのお父さんの気持ちをズタズタにして、私は自分を押し通してる。

それでも、いくらわがままと言われても…私がどうしても叶えたい願いを、絶対伝えなきゃいけなかった。

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