PureHeart

第二話 美瑠花の秘密

クラスメートの 自己紹介ゎ
順調に 進んでいった。

順番が 最後の ゎたしまで
あっという間だったケド

もちろん セナゎ 身体を起こすことなく 俯せたままだった。

女子のほとんどが セナを意識して
話しているのが わかった。

『ね、ね、こっちに引っ越してきたの？』後ろの 席に座る ショートボブの
小柄な女の子が 美瑠花に 声をかけてきた。

美瑠花ゎ 突然 話しかけられたコトに
驚いた。 わぁ… 可愛い子。

『そうなの。だからまだこの辺の地理とかも、全然わかんないの。』
美瑠花ゎ 照れながらも 笑顔でこたえた。 『…ふーん。そっかァ。ゎたし エナ。ヨロシクね。』
エナゎ ニッコリ笑った。

『うんっ！さっき自己紹介聞いてたョ。ゎたし美瑠花！ヨロシク。』

ふたりゎ 笑顔で握手を交わした。

“ゎたしと エナゎ 席が前後並んでいるのが きっかけで すぐに 打ち解けた。エナゎ 女のゎたしから見ても 可愛いらしくって 明るくて 男子からもすごく注目されていたと思う。”


“このトキゎ まだ…
エナと ゎたしが セナをめぐって起こる様々な 出来事によって
ゎたし達 ふたりの友情が
壊れていくなんて
夢にも 思わなかったんだ。”