PureHeart
美瑠花ゎ 思わず笑ってしまいながら
早足の セナの後を追って
屋上までの 階段を駆け上がった。

『セナ 今日わたしのコト助けてくれたでしょ?』
セナゎ 身体を大の字にして寝転んだ。 まぶしそうに 目を細めている。
『なんのことー?俺は俺のしたいよーにするだけ。あとおまえは、究極の照れ屋だからな。』
ふふっ 思わず 美瑠花ゎ 笑った。

『…セナ…セナといると楽しい。』
『おまえも横になって空見てみろよ。』
美瑠花ゎ 黙って セナと並んで
横になった。
『背中ポカポカあったかいナ。』
『空は裏切らねぇ。俺達人間なんてちっぽけな存在なんだよなー。』
『セナって変なの。』
『ははっ!俺は普通じゃねーからな。』
美瑠花ゎ セナの方に 身体を横向けて 聞いた。 『どーゆう意味?』

『秘密。』セナゎニッと笑った。
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