PureHeart

…普通 置いて行くカナ。
取り残された 紙切れを見ると
セナ と なぐりがきしてありその下に
携帯の番号と アドレスが書かれていた。
美瑠花ゎ 突然のコトに驚いて
周りを 見渡したが 屋上にゎ
誰も居なかった。

セナ… ありがとぅ…。
美瑠花ゎ 紙切れを 優しくギュッと
握りしめた。

胸の ドキドキが 止まらない。

こんなのって 奇跡だョ。

だって セナとつながるコトが
できるんだョ…。

セナの 笑顔を 思い出すと
心が こんなにも こんなにも…
暖かくなるんだョ…。

セナと 出会って 二日目。

美瑠花ゎ セナが 見つめていた
空に 向かって そっと呟いた。

“恋の神様のいたずらですか？”