PureHeart
昼休み 教室ゎ いつもと同じ
ざわついていて
あちこちから 笑い声が
飛び交っていた。

美瑠花ゎ その場に立ち尽くしたまま
エナのコトを 考えた。

ゎたしゎ… ゎたしのコトしか
考えてなかった。

エナに 内緒で
セナと 連絡とったり
セナと 会ったりもした…。

でも… それだけぢゃナイ。

何よりもエナの気持ちを知りつつ
ゎたしゎ 自分の気持ちを

隠していた…。
そのコトが 一番 エナを傷つけた。

“ゎたし エナ ヨロシクネ”
ニッコリ笑うエナを 思い出して
美瑠花ゎ ズキズキ痛む 心を
抑えきれなかった。

< 39 / 44 >

この作品をシェア

pagetop