ほしいのはあなただけ
明るい声で浩サンは挨拶。
「さて、突然だが…、」
スッと浩サンは1番前の空いてる席を指差した。
「ここに転校生が座るッ」
ザワザワっ
「はいッ、静かに!」
大きな声で注意。
さっきより静かになったがヒソヒソと目立つ声が多数。
「じゃ、早速紹介するッ。入れッ」
扉の方に声をかける浩サン。
「転校生って女かな?男かな?」
わくわくした顔の望。
単純だなぁ…。
私は少し興味津々に扉を見た。
ガラッ
扉から姿を現したのは、女の子だった。
しかも…。
ムッチャ可愛いっ!