【続】お前は絶対俺のもの
いきなりの質問に戸惑った。
「ナベ、わかんないとこあるでしょ?」
ぎくっ
「は、はい……」
「じゃあ教えたげますよ。」
そう言って恩田先生は私の前の席に座った。
「えーと、ここの所テスト悪かったからやろーか。」
「あ、はい。」
教科書とノートを急いでだし、勉強をはじめた。
時間無駄にならないし、わかんないところ教えてもらえるし…
ラッキーかも?
なんか得した気分だ♪
シャープペンをもったてを動かしていく。
でも……
なんだか頭がぼんやりしてきた。
そして瞼が重くなってきて……
「……で……なって………」
恩田先生の声が途切れ途切れになってきた………
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