【続】お前は絶対俺のもの
*気になるその後。
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ある日の放課後、
私たちは教室にいた。
「よーっし、じゃあ勉強するぞっ」
はりきっている陸。
教科書をパラパラとめくった。
そう、今私は放課後のこって陸に勉強を教えてもらっているところ。
………ていうのはほとんどたてまえで、ただ二人きりでいたいっていうのが本音なんだけど。
私たちの関係は生徒と先生。
学校で二人きりでいられる方法はこれしかない。
この状態なら教室に誰が入ってきても大丈夫だろうし。
私にとってこの時間はすごく嬉しい時間だ。
………え?
どこまでいったかって?