【続】お前は絶対俺のもの
【風香side】
なんか……
唇に柔らかい感触。
もしかして、キス――――?
「わぁぁっ!?」
唇に触れた感触で私は目を覚ました。
「…おはよ♪」
「り…っく……?」
目の前には微笑んだ陸の顔。
やっぱ今、キス……
「っ……!」
顔が火照ったとき、
「お目覚めですかぁ?」
え!?
恩田先生!!
そうだ、私恩田先生に勉強教えてもらってて……
じゃあ、キスはしてないか。
恩田先生に私たちの関係バレちゃうもんねっ。