【続】お前は絶対俺のもの
なんなんだ?
まぁいっか。今度訊いてみれば。
バンッ!
「風香ぁ!!」
びくっ
いきなり机を叩いた陸。
な、なにぃ!?
真剣な顔をしている陸。
額には汗ダラダラ。
「お前……孝之になんかされなかったか!?」
「えぇ?」
なにそれ??
「当たり前じゃん。勉強教えてもらってただけだよ?」
そう言っても疑いの目を向ける陸。
「風香…寝てる間とかに……」
「ないってばー!」
恩田先生が?
ナイナイ。
「なんでそんなに疑うのー?」