【続】お前は絶対俺のもの
「ははっ!餅みてぇ〜」
「いひゃい!ひゃいっればー!」
陸は私のほっぺで楽しそうに遊んでいる。
ほっぺをおもちゃにしないでほしいのに!
でもそう言って笑っている陸の顔は……
すごい好き。
そしてようやく勉強開始!
陸のおかげで数学の成績は絶好調。
本当に感謝してる。
面と向かってはなんだかお礼が言えないんだけどね。
「よしっ、この問題もクリアー。」
「やったー☆」
できるようになると、勉強もあまり嫌いだとは思わなくなってきた。
「ほとんどの問題解けた……」
そう言って陸の顔を見上げたときだった。