【続】お前は絶対俺のもの




いきなりした物音に驚いて、


「大丈夫、ナベ?」


気がついたら恩田先生の腕に抱きついていた。


あわわわっ……


「ごめんなさい!!」


慌てて離れた。


うわぁ、恥ずかしい!!
顔が熱くなった。



「大丈夫ですよ?それにラッキーだと思ったし。」

「へ?」


「胸……あたってた。」

「っ……!?」



ざざざっとのけぞる私。
それを見てケラケラ笑ってる恩田先生。


う゛ー……本当に恥ずかしい………


あ、そういえば…!


チラリと先頭を歩いてる陸をみる。


陸はお化け屋敷に夢中みたいで、私が恩田先生に抱きついてしまったところは見ていなかったみたいだ。


ふぅ……よかった。


見られてたらなにされたかわかんないもんね。
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