【続】お前は絶対俺のもの
*お泊まり
すっかり日も暮れ、ただいま午後7時。
遊園地を出た私たちは駅に向かって歩いていた。
「遊園地楽しかった?風香。」
「うん!すっごく。」
あれから私たちは乗り物を全制覇してヘロヘロだった。
陸と一日中一緒にいられたこと自体が嬉しくて。
幸せ気分でいっぱいだった。
「風香……今日ごめんな?」
「え?」
「ほら……孝之がさ……。」
あ……
あのことか。
やっぱり陸も気にしてたんだ。
「あのとき風香、すごい困った顔してたからさ。」
うそ。
私顔にでちゃってたんだ。
うぅ…反省。