【続】お前は絶対俺のもの
*熱いカラダ
「ごちそーさまでしたっ!」
陸が作ったカレーをたくさん食べて、お腹は満足感でいっぱいになった。
「陸って料理じょうずなんだね。」
「あー、毎日作ってるからかなー。」
ご飯を食べ終わったあとは、陸とたわいのない話をして盛り上がった。
陸が笑うたび胸がきゅんとする。
このあったかい空間が好き。
陸と笑いあえるこの時間が好き。
大切な時間、大切な人。
私、一生分の幸せを使い果たしちゃってるんじゃないかってくらい、
今、幸せ――――
〜♪〜♪〜♪〜〜
ふいに時計からディズニーかなにかの音楽が流れ出した。
それは時刻を知らせるための音で、時計をみるともう9時をまわっていた。