【続】お前は絶対俺のもの
………?
「アルバム…見たいんだけど……」
「あ゛!?あぁ、アルバムね、はいはい…アルバム……そうかそうか……」
なんかブツブツ言っている。
その陸の顔は真っ赤だ。
なんでそんなに……?
……………。
……………ん?
って、えぇ!!?
「ブッ…!!」
今度は私が吹き出す番だった。
そう、自分が今言ったことがどんな重大なことだったかわかったんだ。
家に行くって……
それって……
「ごめんなさいぃ!!今いったこと忘れてぇ…。」
ダメだ……
恥ずかしすぎるっ!!
「おう……」
陸の顔はますます真っ赤だ。
あぁ〜、バカだ私……。
頭を抱えた。
「でもいつか招待するから。」
「え……?」
「心の準備ができたら…な?」
そう言ってはにかんだ陸の顔は……
最高にかっこよかった。